フォトスタジオ スティルライフ : 考察編 ・・・透明感
フォトスタジオは多角的関係の元に成立するシステムワークスペースと言えるが、無関係と断言出来る存在としてこの「透明」がある。それは、物体光通過性の強度、又は光吸収率の弱度を意味する物が透明である以上、フォトスタジオ設備の全てはこの性質によって、その存在を失い、機能の全てを奪われた状態を意味する。従って、事の成り行きや実状等が明確でない対象物に光力の調整を加え、更にそれを受けて加工を施す行為が撮影で有るならそれを遂行する作業設備がフォトスタジオと言えるのではないか。そのコラボレーションの中で誕生した作品は不透明の表現であり、更には透明の表現で有るとも言える。例えば、ガラスにも必ずlight transmission loss (光透過損失)があり、そこに存在する力がエンジンとなってフォトグラフが生まれるのである。これは空気や水に於いても同様である。以上、透明に関してフォトスタジオの立場でその存在を記述にしたが、テクニカルな再現上の詳細はこれを明確にした上で遂行する事によって発展する物と考えられる。

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